磁路を最適化したサーキュレータの特性 : 小型・広帯域化の実現
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概要
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多層誘電体基板集積回路の技術を応用して磁性体と駆動線路を一体焼成したサーキュレータを開発した。この構造では高周波磁路が閉じているため磁性体内部に反磁界が発生せず正負の回転磁界に対するインダクタンスが増加して小型化と広帯域化を同時に実現できる。外形寸法6.5×6.0×3.0(mm)の800MHz帯アイソレータにより20dBアイソレーション帯域7%、挿入損失0.7dBの特性を得た。磁気回転子を一体化した閉磁路サーキュレータにより、高周波回路安定化への新しい寄与が期待できる。このサーキュレータについて予測される特性改善やコスト低減等の新たな可能性についても報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-05-17
著者
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三浦 太郎
The University Of Manchester School Of Electrical And Electronics Engineering
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三浦 太郎
Tdk
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三浦 太郎
TDK(株)基礎材料研究所
-
古林 眞
TDK株式会社 基礎材料研究所
-
鈴木 和明
Tdk株式会社応用製品研究所
-
古林 眞
TDK(株)基礎材料研究所
-
鈴木 和明
TDK(株)基礎材料研究所
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三浦 太郎
Tdk株式会社応用製品研究所
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