MPEG再符号化のためのゾーン処理付き再量子化法
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概要
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本論文では, MPEGストリームを低伝送速度のMPEGストリームに変換する再符号化において, ストリーム中の量子化パラメータと再量子化パラメータの差が小さい場合に再符号化の性能が大きく劣化する原因を解明し, 改善案を提案する.最初に, DCT係数をラプラス情報源と仮定し, これを再符号化した場合の再量子化誤差モデルを導出し, 再量子化誤差が劣化の主要因であることを明らかにする.次に, この再量子化誤差を削減するために, 再符号化の再量子化パラメータが入力ストリームの量子化パラメータの1から2倍の値を禁止するゾーン処理を提案する.また, 再符号化では, フレーム間符号化に対するフレーム内符号化の量子化パラメータの大きさを直接符号化の場合よりも小さくすることが必要な理由を示す.シミュレーション実験により, 提案手法による再符号化でPSNRが従来比1〜2dB向上することを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-09-25
著者
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栄藤 稔
松下技研株式会社情報・ネットワーク研究所:(現)(株)nttドコモマルチメディア研究所
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栄藤 稔
松下電器産業株式会社:(現)nttドコモマルチメディア研究所
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角野 眞也
松下電器産業株式会社マルチメディア開発センター
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栄藤 稔
松下技研株式会社情報・ネットワーク研究所
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横矢 直和
奈良先端技術大学院大学情報科学研究科
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角野 眞也
松下電器産業 マルチメディア開発センター
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