電離層反射波によって起こるデッカ位相差の季節変化
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概要
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双曲線航法の一つであるデッカ局電波の昼間の位相差には季節変化が見られ, 冬の値は夏よりも大きい.この季節変化の原因としては, 地表波に弱い電離層反射波が重畳して地表波の位相速度が見掛け上変動することに起因している.full wave法を用いて電離層反射係数を計算したが, その際IRIモデルに近い電子密度分布を使い, 夏と冬の反射高度をそれぞれ65kmと70kmに仮定した.その結果, 夏よりも冬の電離層反射が良くなって季節変化が説明できた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-05-25
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