単方向リングにおけるリーダー選択問題のメモ数について
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概要
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リーダー選択問題とは,ネットワーク上のプロセッサの中からただひとつのリーダーとなるプロセッサを選び出す問題である.本論文では,非同期単方向リング状ネットワークにおけるリーダー選択問題のメッセージ通信量について考察した.この問題に関しては現在,Highamが考案したアルゴリズムELECTが上界の低いアルゴリズムとして知られている.本論文では,それを改造したアルゴリズムELECT_WWについてメッセージ総数の厳密な上限を与えた.このアルゴリズムELECT_WWはリングサイズが約22億以下であれば,アルゴリズムELECTよりもメッセージ数が少なくてすむ.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-04-15
著者
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正代 隆義
九州大学大学院システム情報科学府・研究院
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正代 隆義
九州大学大学院システム情報科学研究院情報理学部門
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川上 健太
九州大学理学部物理学科情報理学コース
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正代 隆義
九州大学大学院システム情報科学{府 研究院}:財団法人九州先端科学技術研究所
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