86., 宮城縣廣淵村産シャミセンガヒの化石
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概要
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宮城縣桃生郡廣淵村の一部に分布する須江砂質頁岩層は仙臺市附近に發逹する龍ノ口層(下部鮮新統)に對比きれるが, その下底に近い砂岩質の部分にはシャミセンガヒの化石を多く含んでゐる., 標本は稍〓不完全な爲, 假リに Lingula unguis (LINNAEUS) 1758 に固定しておいたが, L., shantungensis HATAI に似た點もあり, 若し7完全な材料が得られたならば新種になるかも知れないものである., 尚シャミセンガヒ類は氣候や環境の指示者としても有力であるから, 此の點から見た本地層の堆積状態を論じた.,
- 日本地質学会の論文
- 1939-07-20
著者
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