腕足類形態學 : 或る形の前部並に側部接合及び嘴の屈曲, 此等の相互關係及び形態學的重要性に就いての研究
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概要
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現在腕足類の分類に對して比較的重要視されなかつた形態學的形質が實際には重要性を帶びて居ると思惟される。即ち殻の前部並に側部接合の形状, 並に此等の相互關係によつて屬並に種の識別される場合が寡くない。研究は現在進行の途中にある故, 其結果に就いては未だ論及し得ないが, 2, 3の重要性ありと思はれるもの及び其の例等に就いて記した。
- 日本地質学会の論文
著者
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畑井 小虎
The Institute of Geology and Palaeontology, Tohoku Imperial University
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畑井 小虎
Contribution From The Institute Of Geology And Paleontology Faculty Of Science Tohoku University Sen
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畑井 小虎
The Institute Of Geology And Palaeontology Tohoku Imperial University
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