琉球群島沖繩島の海成化石
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概要
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沖繩島那覇附近に發逹する石灰岩中より Pecten praesignis YOKOHAMA, Thyasira nipponia YABE and NOMURA 及び Coronula diadema LINNAEUS が産することは野村・畑井により報告されて居る。矢部は辻田氏の案内により其の産地を觀察し Pecten naganumanus YOKOHAMA を採集した。首里附近に發逹する同石灰岩中よりは Pecten praesignis YOKOHAMA を得た。此の兩種の帆立貝が同一層準より産することは在來の記録に見られない事實である。後者は島尻層特有の化石であり, 此の附近の石灰岩中より産することが確定された。
- 日本地質学会の論文
- 1941-09-20
著者
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