小学校における情報活用能力を育てる授業の実践的研究
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概要
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これからの高度情報化していく社会に生きていく子どもに自己教育力と情報活用能力を育てていくことが大切である。本研究では,情報活用能力を育てることに関して研究に取り組んだことをまとめた。日々の授業実践の場で情報とは何かを明らかにすることや育てたい情報活用能力とは何かを明らかにすることから研究を始めた。そのように基本的な立場を明らかにしておいて,各教科・道徳・保健のそれぞれで具体的な情報のとらえ方や育てたい情報活用能力を明らかにするとともに,情報活用能力を育てるための手だてを探り実践研究を進めた。In recent years,we think that to develope abilities of information using and self-educability is very important for children in information oriented-society in Japan.In this study,we report the general hypothesis on practical instruction in order to develope ability of information using and some results which each teacher in our school has tried in order to identify what is informations,what informations are needed and are effective in children's learning activities.Then,by putting on these studies,we are able to find effective instructional strategies and to put into practice its result in daily teaching activities.
- 大阪教育大学の論文
著者
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松浦 浩
大阪教育大学教育学部附属天王寺小学校
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矢谷 健一
大阪教育大附天王寺小
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服部 敬一
大阪教育大学教育学部附属天王寺小学校
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杉野 信義
大阪教育大学教育学部附属天王寺小学校
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森本 啓一
大阪教育大学教育学部附属天王寺小学校
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稲葉 正治
大阪教育大学教育学部附属天王寺小学校
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矢谷 健一
大阪教育大学教育学部附属天王寺小学校
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