ORBを用いた分散処理システムの開発支援環境
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
分散処理システムのプラットフォームとして, CORBA(Common Object Request Broker Architecture)準拠のORB(Object Request Broker)を用いることにより,透過性や柔軟性の高いシステムの構築が容易となり,生産性向上が期待される.反面,信頼性や性能の確保といった問題が予想される.報告者らは,このような課題を解決し, ORBによる分散処理システムの開発を一貫して支援するシステム(方法論とツール)の研究開発を進めている.その中心機能である「分散アプリケーション記述言語」は,信頼性を損なう要因となるORB特有の作法や,異なるORBの差を隠蔽し,性能や信頼性を測定するための機能を自動的に組み込むプログラミング言語である.本稿では,分散アプリケーション記述言語の言語仕様と試作結果,記述例を基にした評価について述べ,実用性を考察する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-02-27
著者
関連論文
- 分散型ソフトウェア開発環境におけるユーザ利用経路追跡アルゴリズム
- OLTP指向認証サービス
- 階層モデルによるソフトウェア開発環境
- ネットワークファイルシステム : ネットワークにおけるプロセスの動作環境の継承
- ORBを用いた分散処理システムの開発支援環境
- ORBを用いた分散処理システムの開発支援環境
- ソフトウェア共同開発におけるバージョン管理支援
- 同期型グループウェア開発環境の開発と適用
- ソフトウェア開発におけるコミュニケーション支援 : 電子会議システムの分散開発への適用
- ワークフロー制御のためのプロトコルの検討
- シート駆動型オフィス業務フロー支援
- エージェントメールシステムのワークフロー制御への適用
- エージェントメールを適用したバージョン管理支援システム
- ネットワークマップの自動作成のためのトポロジー解析
- 電子メールからグループウェア
- ソフトウェア分散開発における非同期型コミュニケ-ション支援 (ソフトウェア分散開発環境)
- ソフトウェア分散開発支援向けリアルタイム型電子会議システムの開発
- 分散環境におけるユ-ザ認証システム (セキュリティ技術)
- グループワーク支援のための電子メールシステムの開発
- グループウェアによる間接業務実験の評価
- 水平分散環境におけるネットワーク管理