構造化され記述に自由度を持つ記述名表現の入力解析構成法
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概要
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属性や動作の説明をすることで対象の識別に用いる記述名を簡単な構造を持つ表現法として提案している。この記述表現法を仮定して入力解析を構成することを目的とする。この記述名の入力解析では、通常の識別子の場合とは異なり、記述表現が構造化されている点や、記述成分の省略や語順に自由度があること等、考慮する必要がある。この問題に対し、入力文字列を構造を表す記号と内容を表す値とに区切り、それぞれに状態名と記述表現の構造を表すスタックから成る状態空間を対応させ、入力文字列の状態遷移と入力解析処理が対応するように構成した。この結果、構造化され、自由に記述された各種の記述名に対処可能な入力解析が実現できた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-05-16
著者
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