記述名における意味要素間の依存関係表現法
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概要
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筆著らは、IS7498-3の規定にある記述名の定義に基づいて、資源のもつ意味や機能の記述により資源の識別を可能にする名前の構成法とその管理法を考察している。このような資源の機能などを説明する記述名を利用者インターフェースとして表現する場合、記述名の表現形式の構成法が問題となる。ここでは、自然な文における意味関係の曖味さを除くため、入力時に記述の各要素が表わす意味関係が明確に分かるような表現法を目指している。これを実現するために、具体的に計算機マニュアルで用いられている英語の記述文の文例を利用して、文要素間の意味の関係を調べ、記述要素の依存関係を特定する。これに基づき、多様な表現が可能となるような記述名入力表現法の一案を概念として示す。本文では、英文法のシンタクスとセマンティクスの両方を扱っているH。Jacksonの考え方に基づいて考察を進める。この中で用いられている用語は以下のように和訳して用いた。situation type:状況の型,participant:関与者,circumstance:周囲,
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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