標本化定理の概要を半日で理解に導くためのパソコンによる学生実験の改良例
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概要
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パソコンを用いて,標本化定理の様子を観察する学生実験課題を,3時間の実験時間内で,予備知識が一様ではない工学部非電気系学科所属の3年生を対象として行なっている.この実験課題の改良例について,述べる.実験の狙いを,対話的に進める,標本化定理で述べられている復元可能性を調べる,計算機を利用して信号の標本化と復元処理を行なう手法を学ぶと言う点に絞り,主にソフトウェアと実験テキストを手直しすることで,改良を進めた.実験時に学生にアンケートをとり,理解度を調べた.この改良法では,事前に標本化定理を知らないグループでも7割が理解を示した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-05-27
著者
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加藤 一弘
東京大学工学部電気系学科
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古宇田 フミ子
東京大学工学部電気系学科
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小林 恭子
東京大学工学部電気系学科
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田中 稲実
東京大学工学部電気系学科
-
渡邊 廣次
東京大学工学部電気系学科
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渡邊 廣次
東京大学工学部
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渡邊 廣次
東京大学工学部電気系
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古宇田 フミ子
東京大学工学部電気系
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