簡単な構造を持つ記述名の入力解析
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概要
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記述名は、対象の属性や動作、等の説明をすることで対象を識別しようとする名前である。計算機資源の識別子が分からない時、代わりにその記述名を利用者が能動的に用いることができれば、資源の利用や情報検索等に役立つであろう。このような記述名管理では、通常の識別子の名前管理と異なり、先ず、利用者インタフェースにおける記述名の表現法やその入力解析法が問題となる。これまでに、筆者らは簡単な構造を持つ利用者向き記述名表現法を提案してきた[F94]。ここでは、利用者により記述された記述名の入力解析法について、構成法を検討し、実装を試みたので、これについて報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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