ディジタル画像情報保護のためのスクランブル方式
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概要
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ディジタル画像流通においては品質を保持したコピーおよびネットワークによる転送の容易さに起因する,違法コピー氾濫の防止が重要な課題である.我々は暗号を用いてJPEG画像デークを変換し,品質を劣化させたスクランブル画僅を生成する方式を開発した.本方式は高速な変換に基づくリアルタイム・スクランブル解除によって違法コピーを防止できる.また,本方式はブロック内パラメータ,密度,領域の三つのパラメータでスクランブル程度を制御する.さらに,画爆データは複数の鍵によって多重にスクランブルすることも可能である.多重スクランブルは鍵の個数による画像品質制御および複数の著作権の存在する画像の保護に利用できる.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1997-01-30
著者
-
藤井 寛
Ntt情報通信処理研究所基本アーキテクチャ研究部
-
串間 和彦
NTT情報通信研究所
-
藤井 寛
NTT information and communication systems laboratories
-
串間 和彦
NTT information and communication systems laboratories
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