主成分分析によるタンパク質主鎖立体構造表現法の提案
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概要
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タンパク質分子は非常に多数の原子からなる生体高分子である。特にタンパク質主鎖の折れ畳み構造はタンパク質を特徴付ける。最も精密な構造表現は原子座標を直接取り扱う事であるし、最も粗い表現は主鎖の局所的な構造(2次構造)を記号で表し、記号列として主鎖構造を記述する方法である。本論文では、数残基からなるタンパク質主鎖フラグメントを単位として、精密な表現から粗い表現まで自由に分解能を調整できる「タンパク質局所構造記述」法を提案する。また、主鎖フラグメントの構造からタンパク質主鎖全体の構造を記述する方法についても述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-11-19
著者
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