透明度情報を領域表現に用いた動画像符号化
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概要
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我々は、既に画像の階層化表現と多重テンプレートを用いた画像符号化方式を提案している。この提案方式では、画像を視線方向の前後関係、領域の占有/透明度情報により重なり合う画像の合成として表現する。階層表現された画像を符号化する際には、通常の輝度・色差の画素値情報以外に領域の占有/透明度情報も符号化することが必要となる。本報告では、チェイン符号、4分木、DCTなど各種の領域情報符号化方式の比較および領域適応型変換符号化の比較を行った。実験により、マクロブロック単位の動き補償DCT符号化では、4分木による領域符号化と物体境界の無効画素に画素値補充を行うDCTが適していることを示す。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1995-07-14
著者
-
栄藤 稔
松下電器産業(株)中央研究所
-
角野 真也
松下電器産業株式会社映像音響情報研究所
-
津田 賢治郎
松下電器産業株式会社映像音響情報研究所
-
ブン チュンセン
松下電器産業株式会社映像音響情報研究所
-
ブン チュンセン
松下電器産業株式会社マルチメディア開発センター
-
栄藤 稔
松下電器産業 中研
-
栄藤 稔
松下電器中央研究所:奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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