カタカナ表記の統一方式 : 予備分類とグラフ比較によるカタカナ表記のゆらぎ検出法
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概要
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文章中のカタカナ表現を統一する効率的なカタカナ表記不統一検出方式を開発した.従来,辞書の見出しと文章中のカタカナ表記をゆらぎを許容して比較し,不統一箇所を検出する方式が多く提案されたが,カタカナ語は外来語を中心に新語が多く,予め辞書を整備しておくことは困難である.本方式では,基本的には辞書を使わず,カタカナ文字列同士のゆらぎ規則を文章中のカタカナ語に適用し,カタカナ表記のゆらぎを検出する.事前分類したカタカナ表記を有向グラフ形式の中間形式に変換し,効率良く比較検出を行う.試作と実験を行った結果,再現率97.4%適合率86.7%という結果を得た.
- 1993-09-16
著者
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杉村 領一
松下電器産業(株)情報通信研究所
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久保田 淳市
松下電器産業株式会社マルチメディア開発センター
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庄田 幸恵
松下電器産業株式会社マルチメディア開発センター
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久保田 淳市
松下電器産業株式会社 情報システム研究所
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河合 真宏
松下電器産業(株)情報通信研究所
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玉川 博文
松下電器産業(株)ワープロ事業部
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河合 眞宏
松下電器産業株式会社情報システム研究所
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