かな漢字変換における誤入力の訂正
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概要
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日本語の入力操作全体での効率向上のために、かな漢字変換上に誤入力を訂正する機能を試作した。本かな漢字変換は、置換、挿入、脱落誤りのいずれかを一つ含む文節を訂正する。ユーザの訂正指示操作に応じて複数の誤り訂正候補を提示しユーザが選択する方法 (選択型訂正) と、変換操作に応じて自動的に誤りを訂正する方法 (自動訂正) の2つのインターフェースを想定し性能を評価した。実験の結果、選択型訂正の再現率は第1位が39%、上位6位までで59%であった。また自動訂正の再現率は44%、誤り率は3%であった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-11-20
著者
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久保田 淳市
松下電器産業株式会社マルチメディア開発センター
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白井 豊
松下電器産業株式会社AVC商品開発研究所
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山本 喜大
松下電器産業株式会社マルチメディア開発センター
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庄田 幸恵
松下電器産業株式会社マルチメディア開発センター
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久保田 淳市
松下電器産業株式会社 情報システム研究所
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