細粒度情報モデルに基づくCASEの実用経験
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概要
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開発工程を統一して,開発現場のソフトウェアプロセス成熟度を向上させるため,C言語向けプログラミング環境idtを構築し運用した.idtは細粒度情報モデルに基づくデータ統合によって,フェーズ,モジュールにわたるドキュメントやソースプログラムの整合性を保証し,機械的な記述作業,変更反映作業を自動化する.この機能によって,開発工程の統一に伴う偶発的な問題が解決し,工程統一の直接的効果を引き出して,開発工程を定着させることができた.idtは1年前に運用を開始し,現在,約50名のユーザが使用している.idtの支援する開発工程もidtと共に複数の開発現場に展開しつつある.本報告では,idtの特徴と構築,運用の経験について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-07-08
著者
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渡邊 多恵子
横河電気(株)オープンシステム研究所
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渡邊 多恵子
横河電機株式会社オープンシステム研究所
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日野 泰臣
横河電機株式会社 R&D IT プロジェクトセンター
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西岡 健自
横河電機
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西岡 健自
横河電機株式会社
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平田 陽一郎
横河電機株式会社オープンシステム研究所
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秋本 綾子
横河電機株式会社オープンシステム研究所
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西岡 健自
横河電気(株)オープンシステム研究所
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平田 陽一郎
横河電気(株)オープンシステム研究所
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秋本 綾子
横河電機(株) 中央研究所
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日野 泰臣
横河電機(株) 中央研究所
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日野 泰臣
横河電機株式会社 R&d It プロジェクトセンター
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