TENSEのオブジェクト管理システムのカスタマイズ
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概要
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TENSEとは,オブジェクト管理システムに基づいて統合したソフトウェア開発支援環境である.このオブジェクト管理システムの大きな特徴としてカスタマイズ機能がある.TENSEではクラス情報から,格納・逆生成等のオブジェクト管理処理を自動生成する方式で,管理処理の応答性を落とさずにカスタマイズを実現している.ここで,クラス情報とは,情報の管理単位であるソフトウェア構成要素の種類に共通なメタ属性とデフォルト値である.従って,後に新たな形式のドキュメントを格納する必要が生じた時,ソフトウェアデータベース管理処理群を作り替えることで対応できる.また,クラス構成が全く異なるようなソフトウェアプロセスにも対応できる.本論文では,管理処理の1つである逆生成メソドの機能と構成をとおして,TENSEデータベースのカスタマイズ機能について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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渡邊 多恵子
横河電気(株)オープンシステム研究所
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渡邊 多恵子
横河電機株式会社オープンシステム研究所
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西岡 健自
横河電機
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西岡 健自
横河電機株式会社
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西岡 健自
横河電気(株)オープンシステム研究所
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