分散WWWサーバを使った検索エンジンの隠蔽
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概要
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インターネット/イントラネットの普及とネットワークセキュリティ技術の発展を背景として、エクストラネットが普及しつつある。Virtual Enterpriseの実現形態の一つであるエクストラネットでは、各社の利用者は、従来通り既存の社内情報システムを利用し、情報の分散を意識することなく、社間にまたがって必要な情報を共有できることが重要である。しかしながら、現状では、各社の情報システムが各々異なり、異種情報システム間の相互接続が困難であるため、社間に分散した情報の共有も困難である。本稿ではこれらの問題を分析し、我々が新たに設計したエクストラネット用の分散型情報共有システムCoOrbiterの情報共有機構と情報検索方式を提案する。CoOrbiterでは、アダプタにより拡張された各社のWWWサーバを連携させることによって、利用者から他社の検索エンジンを隠蔽し、また、全体の制御機構を持たない分散型の情報共有環境を実現し、各社の情報システムの多様性と分散に対応している。
- 1997-07-31
著者
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