対話情報に基づいた韻律生成
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概要
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一般に対話では,発話文が同じでも対話コンテキストによって韻律的特徴が異なる.そこで,高品質の対話音声を合成するためには,対話から得られる情報を利用して韻律を決定する必要がある.本報告では,対話情報を用いて基本周波数を修正する対話規則の生成と評価結果について述べる.対話コンテキストのない孤立発声文から得られる韻律規則を別の対話データに適用する.この時の誤差を対話情報の欠如によるものと考え,誤差データに対話情報を与えたものを例題として対話規則を生成する.得られた対話規則は,特に台本に基づいて行なった対話のデータに対して,有効であることが確認された.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-12-15
著者
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