ガスクロマトグラフィーによる中性単糖及び部分メチル化単糖のアルジトールアセタートの分析
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概要
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中性単糖及び部分メチル化単糖のアルジトールアセタートを合成し,数種のカラムを用いた定温ガスクロマトグラフィーによる分離,分析を検討した.天然界に存在する多糖中にモノメチル化単糖の存在が報告されており,又リポ多糖の脂肪酸結合構造の解析に多用されるメチルビニルエーテル保護メチル化手法においてもモノメチル化単糖が生成し,これらモノメチル化単糖と遊離単糖との同一条件下での分析が必要であるが,本報の方法によりこれらの分離,定量が可能なことが判明した.多糖の糖鎖結合をメチル化分析法により決定するうえで標準となる部分メチル化単糖のアルジトールアセタートは,実験したアラビノース,グルコース,ガラクトース及びマンノースに関しては,ほとんどすべて分離,定量できる条件を確立した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1980-09-05
著者
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丹羽 誠一
ゼリア新薬工業(株)医化学綜合研究所
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小畠 寛
ゼリア新薬工業(株)医化学綜合研究所
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岡平 明
ゼリア新薬工業(株)医化学綜合研究所
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末包 孝広
医化学綜合研究所
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村上 幸利
医化学綜合研究所
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丹羽 誠一
医化学綜合研究所
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岡平 明
医化学綜合研究所
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櫛田 秀雄
医化学綜合研究所
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小畠 寛
医化学綜合研究所
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北川 治
医化学綜合研究所
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櫛田 秀雄
ゼリア新薬工業(株)医科学綜合研究所
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