電圧-周波数変換器を用いるオンラインA/D変換の精度向上
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
A simple and new method of high precision on-line A/D conversion was performed using a voltage-frequency converter. The analog outputs of instruments are first converted into frequencies followed by counting serialization and finally data aqauisition by minicomputer. The voltage-frequency converter was made using IC circuits of Teledyne-Philbrick Model 4709-03 and Texas Instrument-SN74XX. AIso, a serializer was made from TI Model SN74XX series and NE555. This serializer is also used for the timing of data transfer. A preamplifier was made using a TP Model 1035-02 (Input impedance was found to be 10^<13>ohm). A frequency counter used was of a YHP 5326B. A computer system used was a PDP 11/10 of 16k core memory with a high speed paper tape reader, puncher, teleprinter, and a digital I/O. Assembler languages were used for all of the software programming. The method of voltage-frequency conversion in this case is advantageous for the following two reasons: i) The precision of analog-to-digital conversion is increased by 1.5 significant digits as compared with that using a conventional 12 bit-A/D converter, ii) Noise immunity is more effective. As an illustrative example, the emf of ion-selective electrodes was measured by an on-line computer with precision and resolution of five significant digits and 10 micro volts, respectively, taking a copper electrode in 1mM Cu(II) ion.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1978-03-05
著者
-
藤原 鎮男
東京大学理学部化学教室
-
今西 雄一郎
東京大学理学部化学教室
-
藤原 鎮男
東京大学理学部附属図書館長:情報図書館学研究センター長
-
藤原 鎮男
東京大学理学部
-
猿渡 雅彦
東京大学理学部化学教室
-
梅沢 喜夫
東京大学理学部化学教室
-
梅沢 喜夫
東大理
関連論文
- ESRによる合成固体高分子物質の経時変化の研究
- 高校基礎理科について(座談会)
- 大学化学教育の現状と問題点 (討論)
- カルシウムイオン選択性電極のダイナミックキャリブレ-ションとメモリ-効果(ノ-ト) (「センサ-と化学」) -- (イオン選択性電極--基礎と応用)
- 薄層ポテンシオメトリ- (「センサ-と化学」) -- (イオン選択性電極--基礎と応用)
- 電圧-周波数変換器を用いるオンラインA/D変換の精度向上
- ESRによるニトロキシドラジカルの定量
- 分析化学--機能性電極 (1977年の化学-8-)
- 高分子水溶液における^1H-NMR化学シフトの基準についての研究
- 炭素炉原子吸光法による生体試料の前処理なし直接定量
- 溶液中の原子吸収は観測可能か
- 分析化学 (第26回IUPAC東京大会の講演から)
- 国連大学学術情報処理システムの現状
- 分析機器総論(分析器機)
- 中, 高校の化学教育に何を望むか(中学・高校における化学教育の諸問題)
- 化学におけるコンピューター・シミュレーション : 多成分系の化学反応(化学におけるコンピューターの利用)
- 国際原子量表について
- 特集「単結晶」について(単結晶)
- 最近の分離分析法の進歩について(分離, 測定法の発展によって開発される資源)
- 学術雑誌総合目録人文・社会科学欧文編データベースにおける誌名変遷状況の計量分析 : グラフ理論的接近
- 東京大学外国雑誌一括購入データの統計分析(その2) : 購入雑誌のライフ・サイクルを追って
- 東京大学外国雑誌一括購入データの統計分析(その1) : 購入雑誌のライフ・サイクルを追って
- 個人用文献データベースシステムPDBを用いた化学文献データベースの作製.I : NMR文献集の作製
- 「東大集書ファイル」の拡張と問題点
- TOOL-IR(オンライン情報サービス(9))
- 「東大集書ファイル」データベースの実験
- コンピュータリーダブルな化学文献データ中の誤りチェック
- 第2回コンピュ-タ会議,ライブラリ-オ-トメ-ションのセッションについて (図書館と情報システムに関する国際動向)
- 第2回コンピュ-タ会議,ライブラリ-オ-トメ-ションのセッションについて (図書館と情報システムに関する国際動向)
- 学会誌データベースの作成とその利用と研究(第4回ドクメンテーション・シンポジウム概要)
- 第40回FID総・大会報告
- N. 安全用語を対象とした Java による索引支援ブラウザーの試作
- 構造情報とデ-タベ-ス (情報化学) -- (化学情報の表現と検索)
- 化学教育誌のあり方について
- 磁気共鳴によるアパタイトの定性 : I.吸着水のNMR
- 本学会の当面の目標と期待すること-情報資源の組織化に虚と実のバランスを-
- 付録III 「中学・高校・大学における化学教育の相関」に関するパネル討論発言要旨
- 11磁気分析
- オンライン「分析化学」誌データ検索システムの作成
- 核磁気共鳴
- 岐阜県赤坂産石灰岩中の炭素質物質について
- 10高分子分析
- 分子分光スペクトル(NMR, ESR, IR)の解析
- 分析化学の今後のあり方
- リン酸-過塩素酸の酸化反応を利用するマンガン鉱物中のマンガンの容量分析法
- 定性分析第IV属陽イオンの硫化物沈殿のESR
- 分離と精製 : ESRによる沈殿中の成分分布についての研究
- 常磁性共鳴吸収分析
- 核磁気共鳴の分析化学への応用(その1)
- 核磁気共鳴の分析化学への応用(その2) : 解析的取り扱いについて
- 14高分子分析
- ポリエチレン中の灰分について
- 酸素ボンブ法によるポリエチレン灰分の調製ならびに鉄,アルミニウムおよびチタンの比色定量
- 核磁気共鳴の最近の応用-2-
- 情報化学と有機合成-1-
- 鉱石中のウランのポーラログラフ法による迅速定量(ノート)
- タイトル無し
- オンラインポーラログラフとその応用 雑音状i-t曲線の自己相関関数による解析 (分析化学と電子計算機-5-応用-続-(特集))
- ポリエチレン中の塩化物イオンの比色定量
- タイトル無し