ソフトウェアエンジニアリングデータベースKyotoDB核のプロトタイピング
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概要
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KyotoDBは、現在京都大学情報工学教室情報システム工学講座で開発中のオブジェクト指向の考え方に基づくソフトウェアエンジニアリング支援環境である。KyotoDBの目的は主に次の2つである。a)ソフトウェア構成要素とその意味的関係の構造的な管理b)生産データと管理データの統合生産データとはソフトウェア開発の諸段階で作られる成果物データやそれら相互の関係データなどのことである。KyotoDB核は、生産データをオブジェクト環境のもとで管理し、それらに対するアクセスのメソッドを提供するKyotoDBの内で最も基本的かつ重要なオブジェクトベースの部分である。本研究ではこのKyotoDB核のプロトタイプを実現し、その設計、ブログラミング、例題によるテストの過程でKyotoDB核プロトタイプの特長と問題点を明確にした。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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