部分計算を用いた等式仕様の変換と実行
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概要
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本稿では,ソフトウェアの等式仕様を,項書換え系インタプリタとともに部分計算することにより,手続き型言語に変換する一つの方法について述べる.もとの仕様には疑似関数を加えておき,部分計算したのちにこれを手続き型言語による実関数で置き換える.これにより,プログラムの重要な部分は等式仕様で,入出力やアルゴリズム的記述などの操作的仕様は手続き型言語でといった,等式仕様の形式性と手続き型言語の利便性を融合したプロトタイピングが可能になる.簡単な行エディタを例に取って,C言語で直接プログラム作成した場合との比較を行い,本手法の評価を行う.
- 1993-07-08
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