C言語プログラム構造解析によるフローチャートの生成

概要

論文の詳細を見る
現在, ソフトウェアの開発における生産性や品質が問題となっており(ソフトウェア危機), それらを向上させるための方法論が注目され, 様々な提案か行われている。ソフトウェアの開発には, 新規に開発する場合と, 既存のソフトウェアを修正したり改良したりする場合がある。既存のソフトウェアの場合には, さらに, 既存のプログラム要素1つ1つからソフトウェア全体の設計や仕様を再構築する必要があり, その上で追加修正部分を含めた全体が正しく仕様に合致することを確かめる作業が加わる。現実には, この作業に人間の多大な思考と労力と時間を要している。なぜなら, 既存のプログラムとは, 他人が書いたものや, 自分が書いたものでも書いてから時間が経過しているものであるため, 例え, そのプログラムに細かく注釈が付いていても理解には困難を要するからである。従って, ソフトウェアの開発において, プログラム要素1つ1つの仕様や設計を容易に理解できる技術が不可欠となる。その観点から, 本研究において, 仕様や設計を容易に理解するためのフローチャート作成に力点を置き, システム設計, ブロックの役割などに具体例を含めて概説し, 最後に結論を述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-09-24

C言語プログラム構造解析によるフローチャートの生成

スポンサーリンク

概要

著者

関連論文

スポンサーリンク