ディスクシステムにおけるキャッシュメモリ高可用化制御方式
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概要
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近年、無停止化要求の高まりの中で、ディスクシステムは、各構成要素、たとえば、プロセッサ、キャッシュメモリ、デイスク等を冗長構成とし、可用性を確保している。各構成要素に障害が発生した場合、障害の発生した部位の閉塞処理と回復処理を実行する必要がある。ディスクシステムを無停止化するためには、この閉塞処理と回復処理を、ホストコンピュータからのリード/ライト要求と並行して実行できなければならない。このような状況をふまえ、複数のプロセッサと複数の閉塞単位からなるキャッシュメモリを有するディスクシステムへの適用を目的とした、キャッシュメモリ高可用化制御方式を開発した。本方式では、キャッシュ部分障害時の障害部位の閉塞処理、および、プロセッサ障害時に発生するキャッシュメモリ管理情報の矛盾状態の回復処理を、ホストコンピュータからのリード/ライト要求を受け付けながら実行することを可能とする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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