バッファ付き磁気テープ装置における性能解析方式とその適用例
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概要
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主にデータのバックアップ/リストアに使用する磁気テープ装置は、一般的にバッファを搭載して以下の様にリード/ライト処理を実行する。(a) リード処理は、磁気テープから一括してデータをバッファに先読みし、順にバッファからホストにデータを転送する (b) ライト処理は、ホストから受領したデータをバッファに格納してまとめて磁気テープに記録する 上記動作は、磁気テープのスタート/ストップ処理のためにI/0が停止し、性能が劣化することを防止するためである。このとき、バッファサイズが適正容董よりも小さい場合は装置性能 (スループット) を劣化させ、適正容量よりも大きい場合は無意味に装置コストを上昇させることになるため、バッファサイズとスループットとの関係を解析/評価することが重要である。本講演では、ホストと磁気テープ装置からなるシステムをモデル化して、バッファサイズのシステムスループットへの影響を解析する手法を提案する。また、本手法の適用例を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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