プログラム実行トレースの高速採取法とその評価
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概要
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アプリケーションのチューニングや性能予測、ボトルネック発見の為にプログラム実行履歴(以下、トレースデータ)を用いるのが一般である。トレースデータを基にループ長、IF文の真率、各行の実行回数等を知る事が出来、チューニング時には非常に重要な情報となる。しかし従来は、その採取の為に、計測対象プログラム(以下、ターゲットプログラム)に実行履歴計測文を挿入したプログラム(以下、トレースプログラム)を最低1回は実行しなければならないため、採取時の演算量はターゲットプログラムの演算量+αとなってしまう。我々は、採取時の演算量をターゲットプログラムの演算量以下に押さえたトレースプログラムを自動生成することにより、トレースデータを高速に採取する方法を開発した。本論文では、高速採取方法の概要(2章)とアルゴリズム(3章)を紹介し、プロトタイプを用いた評価結果(4章)について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
-
妹尾 義樹
新情報処理開発機構並列分散システムNEC研究室
-
渡辺 幸光
NEC情報システムズ
-
白戸 幸正
Nec情報システムズ(株)
-
妹尾 義樹
Nec C&c研究所
-
渡辺 幸光
NEC技術情報システム開発(株)
-
林 久美子
NEC技術情報システム開発(株)
-
白戸 幸正
NEC技術情報システム開発(株)
-
妹尾 義樹
NEC(株) C&Cシステム研究所
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