プログラム解析情報可視化システム : PREPS

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
分散メモリマシンでプログラムを並列化実行するには、処理の流れを各PEにタスク分割することに加えて、データを分割して分散配置することが重要である。このタスク分割とデータの分散配置をうまく調和させないと、実行時に大量のデータ転送が必要になり、性能低下の原因となる。これまでにプログラムの静的な解析情報を表示するツールやプロファイル実行の結果を表示するツールは開発されている。しかし、データの分散配置とタスク分割をうまく調和させるためのツールは存在していない。そこで我々は、タスク分割とデータ分散の情報を同時に表示して、それらを調和させ、効率的な並列化を行なうことを目的としたツールを開発した。本稿では、そのプログラム解析情報可視化システムPREPSの構成と機能について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1994-09-20

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク