映像とグラフィックを統合したプラント監視制御システム用マンマシンインタフェース

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概要

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プラントの運転員は現場にあるカメラからの映像を通してプラントの状態を直感的に把握する。また制御データのグラフィック表示を介して正確な分析、運転操作を行う。しかし、従来のプラント監視制御システムでは、映像とグラフィックスとは別々のディスプレイに表示され、操作も個別に行う必要があった。例えば映像上で何か異常を発見した場合、それに関係する制御情報を検索するために、グラフィックス画面を何度も切り換える操作を行っていた。逆に、制御情報が変化した時、それに関連する現場の映像をモニタするためにカメラの切り替えや遠隔操作が必要だった。このため運転員はこの二つの情報を対比しながら参照するのが難しかった。本研究では、映像とグラフィックデータとを結び付け、関係の深い情報同士をいつでも簡単に参照できる新しいマンマシンインタフェース(MMI)を提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1992-09-28

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