OSI-TPの実装機能範囲に関する一考察
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概要
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国際標準化機構(ISO)で認定されている分散トランザクション処理プロトコル(OSI-TP)は、種々のアプリケーションに適用可能な応用層のプロトコルとして期待されている。このOSI-TPの実現には、同じ応用層のプロトコルを実現するアプリケーション・サービス要素(SAE)を複数必要とする特徴があり、応用層構造(ALS)に準拠したプログラムモジュールを用いることで、開発効率やシステムの拡張性を高めることができるい。一方、OSI-TP房を利用したシステムは、OSI環境における相互接続性の向上を目指すとともに、アプリケーションに応じた厳しい性能要件を滴たす必要がある。そこで、本稿では、ALSに準拠してOSI-TPを実装したシステムの開発に関し、アプリケーションに応じた実装機能を選択することによる相互接続性の維持とプロトコル処理性能について検討する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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