OSI CCRを用いた同期制御特性に関する一考察
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概要
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OSIにおける分散処理指向のアプリケーションとして,TP(トランザクション処理)やRDA(遠隔データベースアクセス)の標準化が進められている.これらの分散アプリケーションを実現するための技術的課題の一つに複数資源の更新制御がある.OSIでは,更新制御として2相コミットメントを採用したアプリケーション層のプロトコルとしてCCR(コミットメント,同時性及び回復制御)の標準化が進められている.そこで,CCRを用いたサービスの例についてトランザクションの発生数や許容待ち時間により,更新処理(同期制御処理サービス)の成功率,および資源の利用率がどのような傾向を示すかをシミュレーション解析によりその特性を求め,分散通信の設計に役立てることとした.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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