OSI-TP用アプリケーション,プログラム,インタフェースの検討
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概要
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OSI(開放型システム間相互接続)に準拠した通信システムを構築する際に応用層とその上位に位置するAP(アプリケーション・プログラム)とのインタフェースは、OSIの規定範囲外でありプロトコルの実装者が明確にする必要がある。このためプロトコルの実装者組織においてインタフェースの標準化作業が進められているが、プロトコルの提供する複雑なサービスと一対一に規定する傾向にあるため、この規定だけでは、APの構築を行う上で容易なインタフェースになるとは期待できない。そこで本稿では、APの開発の容易性、プログラミング言語との親和性に着目して、インタフェースの実現法を検討する。検討の対象とする通信プロトコルは、現在標準化作業の途中にあるが多くの分野で実装が期待され、かつ通信手順が複雑なOSIーTP(分散トランザクション処理プロトコル)を用いる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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