イ***ーページにおける業種分類推論方式

概要

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店や企業等の情報を検索・案内するイ***ーページサービスにおいては、現在ツリー状に構成された業種分類を、ユーザーがメニュー形式で検索していく方式をとっている。しかしこの方式では、ユーザーの思っている業種名と、システムが用意している業種名とが一致しないことが多く、また業種数が多いため、検索行為が繁雑になるという問題があった。そこで、ユーザーが、通常の日本語文を入力するだけで、該当する業種を推論し、店・企業等の情報を案内する業種分類推論方式を研究している。本方式では、入力文から自然言語処理を用いて商品・動詞・職業に相当するキーワードを抽出し、関連知識(業種=商品+動詞)を用いて、抽出したキーワードから業種を推論している。しかし、ユーザが入力する商品、職業の表現は複合語として表現される等多種多様なため、全ての表現パターンの商品、職業をシソーラスとして持つことは困難である。本稿では、商品、職業の多様な事例に対応可能な推論方式を提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-09-04