自然言語処理を用いた住所解析方式
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概要
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顧客データをコンピュータで管理・検索する上で、住所情報は顧客を特定するための重要な入力条件の一つである。住所解析とはこの住所として入力された文字列を住所コードに変換する処理であり、入力の容易化、暖昧さへの対処が要求される。コード化対象の住所は(1)都道府県(2)市区郡町(3)町大字(4)字丁目の4階層に分かれている。このため、従来の住所解析では(1)住所階層毎に区切って入力する方法(2)各住所階層の先頭文字を入力してガイダンスにより確定する方法などが用いられていた。しかし、この様な方法では町大字、字が複数の単語から構成されることも多く、区切りを誤って入力する場合が多い(表I[table])こと、また、住所階層を誤ると各住所階層の先頭文字を入力しても目的とする住所は得られない等の問題点があった。そこで本稿では、自然言語処理技術を用いて住所階層を意識しないで住所を入力する方法を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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