データ視覚化による情報分析手法の一検討
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概要
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基幹系システムの中にある複数の業務データベース(DB)から取り出したデータの規則性や特徴を把握することにより,戦略的意思決定を支援するシステムの構築が望まれている.データの規則性や特徴を把握するための分析は迅速かつ多角的に行わなければならないが,現状では分析プロセスおよび統計処理や知識処理結果の解釈に精通したユーザでなければ有効に行うことは不可能である.このことから意思決定者が簡易に操作することが可能で,結果を直感的に解釈できる情報分析環境が必要であると考えられる.我々はデータベースに蓄積された文字/数値情報を図形情報へ変換する視覚化が,直感的な状況把握や情報分析の支援に有効であると考え,エンドユーザによるアプリケーション開発・実行環境を提供するDB情報ビジュアル化システム(INFOVISER)の研究開発を行っている.本稿では,大量データの視覚化による情報分析をINFOVISERで行う際の課題と解決案について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
-
黒川 清
Nttソフトウェア株式会社
-
磯部 成二
NTTソフトウェア株式会社
-
飯塚 裕一
NTT情報通信研究所
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磯部 成二
NTT情報通信研究所
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黒川 清
NTT情報通信研究所
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飯塚 裕一
NTT サイバースペース研究所
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