リバースエンジニアリングのためのプログラム理解システムプロトタイプ「PRIPARE」(2) : 推論処理と知識ベース
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概要
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近年、ソフトウェアのリバースエンジニアリングが注目を浴びているが、従来のリバースエンジニアリング・ツールは、対象プログラム内で扱われるデータに着目したもの、すなわちプログラムの構造的な分析を行なうものが主であった。これに対して我々は、プログラミング教育を目的とした、アルゴリズムに基づくプログラム理解手法をリバースエンジニアリングに応用し、プログラムの意味的な理解を行なうことを目標に研究を進めてきた。(1)に引き続いて、本稿(2)では、事務処理用のC言語プログラムのソースコートからモジュール仕様書レベルの情報を導出する、プログラム理解システムプロトタイプ「PRIPARE」の推論処理と知識ベースについて述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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