リバースエンジニアリングのためのプログラム理解システムプロトタイプ「PRIPARE」(1) : 概要
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概要
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昨今のダウンサイジング化の流れ及び景気後退にともなう新規ソフトウェア開発の紋り込み等によって、既存ソフトウェアの保守支援への期待が高まっている。我々は1993年秋より、ソフトウェア・リバースエンジニアリングの支援を主目的として、認知科学に基づいたアプローチによりコンピュータによるプログラムの意味理解を行ない、C言語で書かれた事務処理プログラムのソースコートから詳細設計仕様書レベルの情報を抽出することを目標として研究開発を行なってきた。本稿では、我々が試作を行なったプログラム理解システムプロトタイプ「PRIPARE」の概要を、我々が本テーマの研究を行なう事になった背景であるリバースエンジニアリングの動向の調査結果を踏まえながら報告をする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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