追記型光ディスクファイルシステムの実現
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概要
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近年、情報のマルチメディア化、データベース化が進むにつれて、計算機システムの磁気ディスクに蓄積するデータ量は爆発的に増加の一途をたどっている。これによる問題点として磁気ディスクの設置スペースの不足、それにかかる磁気ディスクコストの増大、ボリュームの管理にかかる人的コストの増大などがあげれれる。汎用大型計算機システムではこれらの問題に対して統合ストレージ管理と呼ばれる統合ツールを提供し解決している。ミッドレンジコンピュータでも同様の問題とニーズは高まっている。我々は、これら問題を解決すべく、外部記憶装置に追記型光ディスク装置を用いた光ディスクファイル管理システム(ODFMS)を実現した。本報告では、ODFMSの実現手法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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野崎 正治
(株)東芝 情報・通信システム技術研究所
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鈴木 均
(株)東芝府中工場
-
石橋 英次
(株)東芝府中工場
-
永井 進
東芝エンジニアリング(株)
-
森 良哉
(株)東芝府中工場
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野崎 正治
(株)東芝府中工場
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