疎結合型複合系システムの実現手法
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概要
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計算機システムの信頼性を向上させる手段として,複数の計算機を共有資源(共有メモリ等)で結合し, ファイルデータなどを共有した密結合型複合系システムが実現されている.このような密結合型複合系システムは,稼働系ダウン時のバックアップが高速で,各計算機間でのデータ等価不要であるという長所を持っているが,一方,共有資源上のデータ破壊などの障害がシステムに重大な被害をおよぼすという欠点がある. 本報告では,共有資源を持たず,かつ密結合型複合系システムの長所を生かした複合系システムを構築するために,産業用計算機G8000シリーズのOSであるOS/V上で実現した疎結合型複合系システムのポイントである計算機間データ等価手法について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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鈴木 均
(株)東芝府中工場
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蔵野 政行
(株)東芝 府中工場
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広兼 茂和
(株)東芝 府中工場
-
石橋 英次
(株)東芝府中工場
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石井 正悟
東芝エンジニアリング(株)
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広兼 茂和
(株)東芝府中工場
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石井 正悟
独立行政法人 情報処理推進機構
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