スーパーマルチプロセサDS6060(2) : 対称型マルチプロセサの特徴
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概要
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スーパーマルチプロセサDS6060の対称型マルチプロセサ実現におけるアーキテクチャおよびオペレーティングシステムの特徴を述べる。DS6O6Oは最大4台の演算制御プロセサからなる対称型マルチプロセサ構成をとっている。演算制御プロセサ(ACP)はACPアダプタ(ADP)を介して64ビットの内部バス(Gバス)に接続される。1つのADPは最大2台のACPの接続をサポートする。4メガバイトのメモリモジュール(MEM)は最大32メガバイトまで64ビットのメモリバスと共通制御部(CCS)を介してGバスに接続される。中央処理装置(CPU)は1台のACPから4台のACPまで任意のマルチプロセサ構成を選択できる。各ACPは完全に同等均質のものであり、オンライン状態では対等に扱われ主記憶を共有する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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