ニューラルネットワークにおける雑音の効果 : パターンの想起率と外乱の関係
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ランダムパルス列を計算機変量とするストカスティックコンピューター(S.C.)によってニューラルネットワークを構成すると、外力として白色雑音が加わるためにその動作が確率的になる。本研究では、S.C.により構成した相互結合型のニューラルネットワーク(1)にパターン想起をさせることによって、ネットワーク状態がエネルギ関数のローカルミニマム(L.M.)に落ち込んで真のエネルギー最小値に到達できないという一般的な問題点を解決すると共に、L.M.からの脱出効果によってエネルギ関数の形状を得ることを目的とする。ここでは、確率過程論的に確率的ニューラルネットワークの動作を定量的に解析し、計算機実験との比較によりその妥当性を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
関連論文
- 眼 : 視覚情報処理(2足歩行ロボット(WABOT-1)の開発,2部 ロボット)
- 適応型歌声自動伴奏システム
- 歌声のピッチ検出による自動伴奏システム
- DCTコーディングに於けるノイズの除去
- 声と身振りにより演奏されるMIDI楽器
- モーツァルト作「音楽のさいころ遊び」の小節自動分類
- 身振りによる仮想音響空間の実時間制御
- 楽譜の自動認識 (<小特集>自動演奏)
- 時空間フーリエ変換による画像の動領域抽出
- 路面標示の自動認識
- 道路標示に自動認識
- 荷重空間内での誤差逆伝播学習法の振舞い
- 神経回路網における雑音の効果 : パターン記憶の想起率向上
- 音楽のマルチメディアインターフェース : 視聴覚技術,映像表現
- 指揮棒を用いた演奏制御
- 音声認識を導入した歌声自動伴奏
- ジェスチャーによる音色制御システム
- 適応的な歌声の自動伴奏システム
- 歌声ピッチの自動補正システム
- 動画像におけるズームパラメータの推定
- 音楽における仮想空間とその実現
- 仮想空間における日本伝統芸能
- ベクトル解析に基づいた動画像記述の試み
- ニューラルネットワークによる演繹 : 顔画像変形への適用
- 楽譜の入力方法とその自動認識 (計算機と音楽)
- 点字楽譜自動読み取り装置を用いた演奏システム
- 17-4 テレビ画像中における運動物体の解析
- 音楽演奏における人間と機械の協調動作について
- ブラインドデコンポジション問題としての音源の分離と同定
- コンピュータ"文楽"システム
- 顔画像変形のための特徴点抽出の自動化
- 顔画像作成用SFMにおけるバネ定数ファイルの自動作成
- スペクトル変動を用いた楽音分離の試み
- 人工現実感と感性・芸術 - 計算機指揮システムを例として -
- 仮想空間の音楽
- 階層的弛緩による動画像の特徴抽出
- 遺伝アルゴリズムによるTSPの一解法
- 歌唱時における顔画像の伝送制御
- 歌唱時における口唇の運動分析
- 実時間音声速度制御システムによる「歌うコンピュータ」の実現
- コンピュータ"茶の湯"システム
- コンピュータ 能 システム
- コンピュータ"文楽"システム
- 点字楽譜学習支援システム
- ニューラルネットワークにおける雑音の効果 : パターンの想起率と外乱の関係
- 音符のポテンシャルを考慮した楽譜自動作成システム
- 鍵盤楽器演奏ロボット“WABOT-2” (WAseda roBOT-2)
- Automated recognition system of musical score (vision system of the WABOT-2)