テクスチャを用いた雲状対象物の動的表現
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概要
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コンピュータ・グラフィックス(以下,CG)による自然対象物の表現についての研究は,よりリアルなCG映像を制作するためのみならず,それ自体非常に興味深い領域であり,すでに多くの研究が報告されている.本研究では,自然対象物の中でも特に,雲・煙・炎・星雲などに代表される種類の自然対象物(以下,雲状対象物)の「流れ」の動的表現を行うための一手法の開発を行なっている.本手法は,モデルの理論的妥当性や写実性よりはデザインの柔軟性とコストの低さとを重視して,アニメーションの制作を目的とするものである.雲状対象物の中でも炎は動的表現が特に難しい対象であり,炎の表現についての研究はいくつかあるものの,焚き火のような燃えさかる炎をリアルに表現できる技法は,概して,まだ確立されてはいない現状にある.このような炎を表現することが本研究の目標のひとつとなっている.本稿では,「モーション・テクスチャ」の概念を提案し,モーション・テクスチャをデザインすることによって雲状対象物の流れを表現する「2次元テクスチャ法」について述べる.また,本手法による炎の動的表現の例を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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