係り受け関係データから見たキーボード会話と電話会話の比較
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概要
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現在我々は、自動翻訳電話の実現のための基礎研究を進めているが、そのためには会話文特有の言語現象を明らかにする必要がある。そこで、当研究所では会話文の持つ言語現象を明らかにする上で必要となる各種の基礎データを収集した大規模な言語データベースの構築を目指している。本報告では、ドメインを国際会議に限定し、模擬実験により収集した電話会話文およびキーボード会話文ののべ約4万語に対して得られた各種の統計データを示し、電話会話とキーボード会話の比較検討を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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井ノ上 直己
Atr自動翻訳電話研究所
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小倉 健太郎
Ntt情報通信網研究所
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小倉 健太郎
ATR自動翻訳電話研究所
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江原 暉将
ATR自動翻訳電話研究所
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江原 暉将
(株)エイ・ティ・アール自動翻訳電話研究所データ処理研究所: 現在 日本放送協会技術研究所
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