Atomoid,Celloid,and Neuronoid : a way to Artificial Life.
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概要
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AL(Artificial Life=人工生命)の研究においては、「系のemergent behavior(出現する振舞い)」が重要である。これをもたらす方法として、系の大域的振舞いをトップダウン的にあらかじめ指定せずに、ボトムアップ的に系を構成する方法が考えられる。即ち、《システムの要素(=部品)の振舞いを決定する「局所的規則のみ」を記述/指定し、「要素(=部品)間の相互作用」を通じて要素集団(=系)の大域的振舞いが出現する系》を構成する、という方法である。本報告ではこのように構成される系として、・Atomoid→Moleculoid;・Celloid→Organismoid;・Neuronoid→Brainoid;の3つの研究を報告する。(→の左辺が設定される部品であり、右辺が目標とされる系である。これらの命名は、文献に因んでいる。)
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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- Atomoid,Celloid,and Neuronoid : a way to Artificial Life.
- 役に立ったという立場から(大学で学んだことは役に立ったか)
- 人工生命への招待