WWWを用いた文書管理システム(OHMS)の概要
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概要
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昨今インターネットが普及し、これを利用したマルチメディアアプリケーションとしてWWW(World Wide Wed)が注目を集めている。WWWは世界に広がるインターネット上の情報を容易に入手できるという点が最大の特徴であるが、それだけではなく、 ・GUIを容易に構築できる。 ・クライアントが様々なマシンで利用できる。 ・画像・音声など任意のオブジェクトを扱える。 という特徴を有する。我々はこの特徴に着目しWWWによって、オフィスに氾濫する様々な形態の情報を統一的に扱える文書管理システムを構築できると考えた。オフィス文書の管理にはi)文書の登録、表示(印刷)、更新、削除、検索2)アクセス権管理、が不可欠である。したがって、これを補い、さらにハイパーテキストの機能強化のためにWWWサーバに以下の機能拡張を行うことで、文書管理システムOHMS(Office Hyperdocument Management System)を開発した。・WWWクライアントからの文書操作・書誌事項検索と全文検索・文書と独立したリンク・ユーザ/グループ単位のアクセス権管理 本稿ではOHMSの概要について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
-
岩崎 雅二郎
(株)リコー情報通信研究所
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田中 智之
(株)リコー情報通信研究所
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今郷 詔
(株)リコー情報通信研究所
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西村 美苗
(株)リコー情報通信研究所
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今郷 詔
(株)リコー 情報通信研究所
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今郷 詔
(株)リコー
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