HyTimeを用いた多言語文書記述
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概要
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電子化文書の最大の利点の一つは,複数の順序で情報をアクセスできることにある.日本語や中国語・韓国語などで記述されたテキストが相互に関連しているような多言語文書は,読者が様々な関連を辿れるようにするためにハイパー文書として記述するのが自然である.そのような多言語文書を幅広く利用できるようにするには,アプリケーションから独立した記述が必要である.ISO標準であるSGML/HyTimeはこの目的に適した特長を持っている.多言語文書記述に必要な,様々な文字の表現と言語の特定をSGMLによって,異言語部分の関連表現をHyTimeによって行なう方法を提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-10-13
著者
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小町 祐史
松下電送システム株式会社
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小町 祐史
松下電送(株)技術研究所および(株)テレマティーク国際研究所
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今郷 詔
(株)リコー情報通信研究所
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土屋 哲
富士通(株)
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今郷 詔
(株)リコー
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小町 祐史
松下電送(株)技術研究所
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