共起関係と格の重要性を考慮した音声対話文の格解析
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概要
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音声対話では発話において,助詞は省略されることがある.さらに助詞や助動詞はといった付属語は,単語長が短く,音響的に曖昧になりやすいため,音声認識で誤認識や脱落が起きやすい.そのため,助詞は自立語と比べて認識精度が低い.これらの理由で,キーワードスポッティングなどの手法により,発話中の自立語のみで言語解析を行う研究が見られる.本稿では,助詞・助動詞の情報を除いた自立語列を入力とし,コーパスからの共起関係を用いて,深層格を推定する方法を述べる.本手法は,コーパスからの共起関係として,<名詞,深層格,動詞>の3つ組の共起関係を利用する.なお,3つ組の共起関係がコーパスに出現しない場合は,<名詞,深層格>,<深層格,動詞>の2つ組から3つ組の共起関係を推定することによって,コーパスのスパースネスの問題を解消する.
- 1995-09-20
著者
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奥村 学
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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奥村 学
北陸先端科学技術大学院大学
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本田 岳夫
株式会社富士通愛知エンジニアリング
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本田 岳夫
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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堀田 剛志
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
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